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歯記事№25 歯はただ残せばよいという ものではない!? ~重度の歯周病の歯を残すことで、海馬の 萎縮が早まる可能性あり~

少し気になる研究があっらので、久しぶりに
トピックスを更新します。

歯の喪失や歯周病は、アルツハイマー病
のリスクを増加させる可能性が示されて
いるが、その詳細な影響は解明されて
いない。

歯周病の歯を残すことと歯を失うことの
どちらがアルツハイマー病の初期に生じる
脳内の海馬の萎縮と関連があるかも不明
だった。

この度、東北大学病院口腔機能回復科の
山口哲史講師らの研究グループが新たな
知見を発表した。

55歳以上の地域住民を対象にした
コホート研究のデータを用いて、歯数や
歯周病と海馬の萎縮との関係を解析した。

それによると、軽度の歯周病では歯が多い
ほど左海馬の萎縮が遅くなるのに対し、
重度の歯周病では歯が多いほど左海馬の
萎縮が速くなることが判明した。

同様に、軽度の歯周病の場合には、歯が
少ないほど認知機能が低下し、重度の
歯周病の場合には、歯が多いほど認知機能
が低下する傾向にあることも明らかに
なった。

治療して回復させることが困難な重度の
歯周病の歯を「無理に」残すことが海馬の
萎縮速度を速めることが示されたことで、
認知症予防の考え方にも大きな影響を
与える可能性がある。

単に歯を残すだけでなく、残った歯の
歯周病を適切に管理し、「健康な歯を
多く残す」ことが重要である。

これまでは、何が何でも歯は抜かずに
の残す方がよいと言われてきたところも
ありますが、この研究結果を見るところ
では、重度の歯周病の歯を抜かずに無理
矢理残すことは「認知症になるリスクを
高める」可能性があることが示唆されて
いるようです。

大切なのは、「健康な歯をできるだけ多く
残す」ことなのです。

 

 

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